スーパーウォール工法の特徴は次の3つがあります。「室内の温熱環境」「室内の空気環境」「災害への備え」です。
今回は、「室内の空気環境」について書いてみようと思います。
空気環境?
家の中の空気環境って何?
そう思われた方もおられるのではないでしょうか?
最近は、PM2.5(微小粒子状物質)などによる大気汚染、カビ・ダニ、花粉など、様々な問題があります。
お客様の中にも花粉症の方、PM2.5などによるアレルギー症状にお悩みの方がおられます。
スーパーウォール工法では、計画換気システムで24時間、健やかな空気を保つという考えがあり、室内の空気環境の清浄化を重要なポイントとしています。
1 カビ・ダニの繁殖を抑えるためには、空気のよどみを少なくすることが大切
スーパーウォール工法の家は、気密性が非常に高いので、外気とともに出入りするホコリや花粉などを大幅にカットします。
また計画換気システムの採用によって、空気の流れが非常に良くなり、空気のよどみが少なくなり、カビやダニの繁殖を抑えることができます。
2 PM2.5や花粉などの侵入を大幅にブロック
スーパーウォール工法の家は、24時間計画換気システムを採用しています。
PM2.5や花粉などの外気の汚染が気になる場合は、全熱交換型換気システムECOAIR85・ECOAIR90において、PM2.5対応フィルター(オプション)を使用することが可能です。
お気軽にお問い合わせくださいませ。
3 室内の温度・湿度を保ちながら効率的に換気を行う
一般的に換気を行う場合、窓開けや給気口から取入れる外気とともに、外の温度や湿気も一緒に取り込んでしまいます。
しかし、全熱交換型換気システムECOAIR85・ECOAIR90を使用することにより、高効率の熱回収と湿度の交換で、室内の快適さはそのままに換気を行うことが可能に。
省エネ住宅の課題でもあった、住宅の熱損失のうち換気が占める約15%の熱ロスを抑えることができ、住宅一棟の性能をさらに向上させることができます。
その効果は、ECOAIR90の場合、断熱材を4倍厚くするのと同じ効果が得られることになります。
つまり、一般的な第3種換気は、外気温が0度であれば、そのまま0度の空気を取り込み、
熱交換換気の場合は室内温度に近づけて取り入れるので、お部屋の中が快適です。
スーパーウォール工法の家の計画換気については、第3種換気として排気のみダクトを使用するタイプ「けいざい君」とダクト配管が不要のタイプ「すっきり君」を、第1種換気として熱交換型のダクト式換気システム「ECOAIR85」「ECOAIR90」があります。
お家の省エネ性を高めたい場合は、熱交換型の計画換気システムが良いとは思いますが、このあたりは、ご相談いただけると、良いかと思います。
今回は、室内の空気環境のお話でした。
どれだけ省エネになるのかも、できるだけわかりやすくご説明いたしますので、スーパーウォール工法にご興味のある方や、家の中が暑くて大変、寒くて大変な方は、一度ご相談ください。
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